菊池はるみ執筆[佐渡島の野草研究家]

【春の野草一覧】春に咲く山野草を紹介

1.紫色の春の野草

ウスバサイシン

ウスバサイシンとはウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。3〜5月にハート形の2枚の葉の間に花弁のない壺形花を1つ咲かせます。花の径は10〜15ミリ、壺形の濃い紅紫の花は優雅です。ウスバサイシンの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

キキョウ

キキョウとはキキョウ科キキョウ属の多年草です。山野の陽地に生えています。花は枝の上部に青紫色鐘形、5裂の美花。白花もあり、一重も二重もあります。和名キキョウは漢名の「桔梗」の音読みです。キキョウの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

2.緑色の春の野草

アミガサユリ

アミガサユリとは、ユリ科アミガサユリ属の多年草です。花は釣り鐘型でうすい緑黄色の六弁花、エビ茶色の網目が入っています。佐渡島で咲き出すのは4月に入り里の桜が満開となる頃です。アミガサユリの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

イチョウ

イチョウとはイチョウ科イチョウ属の落葉高木です。雄雌異株の植栽種で、薬用部は種子。イチョウの実のことをギンナン(銀杏)と言い、実の核が銀白色で杏のようであることから名づけられました。イチョウの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

フキノトウ

フキノトウとはキク科フキ属の多年草です。フキノトウのトウ(薹)は葉に先立って出るフキの若い花茎のことを言います。雄雌異株で、雄株は黄色の雄花をつけ、雌株は白色の雌花をつけます。フキノトウ特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

3.黄色い春の野草

コウゾリナ

コウゾリナとはキク科コウゾリナ属の中型多年草で、広く山野の陽地に生えています。春、放射状に地面にロゼットを形づくる根生葉は、緑に浅いギザギザがあり、ざらついた剛毛を密生させています。コウゾリナ特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

タビラコ

タビラコとはキク科タビラコ属の小形越年草です。早春より田面に多く見られます。昔はロゼット葉を佛の座る円座に見立てて「ホトケノザ」と呼ばれていました。タビラコ特徴について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

タンポポ

タンポポとはキク科タンポポ属の中形多年草です。在来種はエゾタンポポで北方系、薬種栽培した南方系の白花タンポポは野生しています。菜のほろ苦みがタンポポの味で、消化を助け食欲を増します。タンポポの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

つくし

つくしとはスギナというシダ植物トクサ科トクサ属の多年草の一部です。栄養茎(裸茎)の部分をスギナと言い、春先に出る胞子茎(実茎)をつくしと言います。昔は「つくづくし」と呼ばれました。つくしの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ノゲシ

ノゲシとはキク科ノゲシ属のやや大型の二年草です。野に生えていて葉の切れ込みがケシに似ていることからノゲシと名付けられました。秋に花が咲くアキノノゲシと似ていることからハルノノゲシとも呼ばれます。ノゲシ特徴について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ハハコグサ

ハハコグサとはキク科ハハコグサ属の小型の越年草です。頭花が黄色く、花序は散房状。路ばたなどに多い人里植物です。ハハコグサは春の七草の一つで、その若葉は春の野で摘まれ食べられました。ハハコグサの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

4.白い春の野草

アマドコロ

アマドコロとはキジカクシ科ナルコユリ属の中型多年草です。花は緑白色で下垂、山野の陽地に広く生えます。地下茎がトコロに似て甘味があることからアマドコロと名付けられました。アマドコロの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

アマナ

アマナとはユリ科アマナ属の小形多年草です。山野に生育し、早春花で花は白です。まだ芽吹いていない枯れ草の間にいち早く開くアマナ。日を受けて開く6弁の白花には紫の縦筋が走っています。アマナの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

イチヤクソウ

イチヤクソウとはツツジ科イチヤクソウ属の多年草で、山野に生えます。生薬名は鹿諦草と言い、薬用部位は全草です。6月から7月にかけて20センチ前後の花茎の上に、総状に2〜3個の白花が咲きます。イチヤクソウの特徴や薬効について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ウメ

ウメとはバラ科サクラ属の落葉高木です。ウメの自生地は中国なのですが、日本には8世紀以前に渡来しました。日本書紀や古事記にウメについての記載があり、生薬として渡来したようです。ウメの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

オウレン

オウレンとは山の林の湿ったところに生えるキンポウゲ科オウレン属の常緑多年草です。雄雌異株で、5〜6弁の白花をつけます。オウレンの根茎は黄色で、薬になります。生薬名は「黄連」。オウレンの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

オドリコソウ

オドリコソウとはシソ科オドリコソウ属の中形多年草です。茎の節に輪生する花は白色で、蜜吸花です。花の形が笠をかぶって踊る人に似ていることからオドリコソウと名付けられました。オドリコソウの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

シロバナタンポポ

シロバナタンポポとはキク科タンポポ属の多年草です。頭花が白色なのでシロバナタンポポ、またはシロタンポポとも言います。シロバナタンポポの薬用部は根と葉、生薬名は蒲公英です。シロバナタンポポの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

タネツケバナ

タネツケバナとはアブラナ科タネツケバ属の小形越年生草本です。春に白色の小形十字花を咲かせます。花序は総状で葉は羽状に裂け、頂小葉は下の小葉よりも大きいです。タネツケバナの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ナズナ

ナズナとはアブラナ科ナズナ属の中形越年生草本です。畑・農道・田のくろなどによく生えています。花は十字花で、果実は倒三角形で「ペンペン草」とも呼ばれます。ナズナの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

5.ピンクの春の野草

カキドオシ

カキドオシとは野原や道端に生えるシソ科カキドオシ属のツル性多年草です。4〜5月に淡紫色の唇形花を咲かせます。葉のつけ根に対生する花はひなびた優しさがあります。カキドオシの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

スイバ

スイバとはタデ科スイバ属の中形多年草です。花は淡緑色の小花で、花序は円錐花序。葉の基部は矢尻型で、雄雌異株です。スイバという名前は「酸っぱい葉」からきており、食べると酸っぱいです。スイバの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ノビル

ノビルとはヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草です。花は白紫色で全草の匂いが強いです。ノビルは“野に生えるヒル”の意味で、ヒルは噛めばヒリヒリと口を刺激するのでノビルと名付けられました。ノビルの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

レンゲソウ

レンゲソウとはマメ科レンゲソウ属の二年草です。羽状複葉で、紅紫色の蝶形花をつけます。根に根粒菌があり、空中の窒素を植物が使える形に変えるので、緑肥として植えられています。レンゲソウの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。