菊池はるみ執筆[佐渡島の野草研究家]

【夏の野草一覧】夏に咲く山野草を紹介

1.紫色の夏の野草

ウツボグサ

ウツボグサとはシソ科ウツボグサ属の多年草です。6月になると花が咲くのですが、紫色の唇形花を密生させる花穂の姿が靭(うつぼ)に似ていることから靭草(ウツボグサ)と名付けられました。ウツボグサの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

キキョウ

キキョウとはキキョウ科キキョウ属の多年草です。花は枝の上部に青紫色鐘形、5裂の美花。キキョウの漢名「桔梗」は“根が結実して梗直になる”という意味で根に付けられた名です。キキョウの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

2.緑色の夏の野草

アマチャヅル

アマチャヅルとはウリ科アマチャヅル属の多年生のつる草です。雄雌異株で、茎はつるとなって長く伸び、巻きひげがあって他物によじ登ります。開花は8~9月、黄緑色の小花で総状円錐花序です。アマチャヅルの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

イヌビユ

イヌビユとはヒユ科イヌビユ属の小形の一年草です。畑や空き地などに広く見られますが、人里に限られ山地には生えません。花は淡緑色で小さく、花茎に穂状に連なります。葉の先は凹んでいます。イヌビユの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

イノコズチ

イノコズチとはヒユ科イノコズチ属の中型多年草です。夏から秋にかけて、茎の先や茎の脇に穂状の花序が付きます。花は淡緑色。小さな花を取り囲み三枚の苞があり、先が鋭い棘となっています。イノコズチ特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ギシギシ

ギシギシとはタデ科スイバ属の多年草です。ギシギシの花は薄緑色で、花房は密に花を付けます。ギシギシは春早くから夏にかけて、絶えず新しい葉を出します。ギシギシ特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

3.黄色い夏の野草

アカメガシワ

アカメガシワとはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉中木です。山野の林縁、陽地に生えています。新芽が鮮紅色になるのは無数の紅の毛が密生していて、紅色の色素液が毛に充満しているからです。アカメガシワ特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

イタドリ

イタドリとはタデ科イタドリ属の大型多年草です。痛み取りの薬効があるためイタドリと名付けられました。塩漬けにすると酸っぱい味はなくなり、冬の汁の実として常食しました。イタドリ特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

エビスグサ

エビスグサとは北米原産のマメ科カワラケツメイ属の一年草です。葉は2〜4対の小葉を持つ偶数羽状複葉。夏に黄色花を咲かせ、種子は六角形です。エビスグサの種子は薬になり、生薬名は決明子です。エビスグサの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

オトギリソウ

オトギリソウとはオトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。夏から秋に茎頂に小黄花をつけます。緑色の茎に葉が対生し茎を抱き、葉には黒色の細かい斑点が散らばっています。オトギリソウの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

オミナエシ

オミナエシとはオミナエシ科オミナエシ属の多年草です。山野の陽地に生えています。秋の七草の一つで、秋になると茎上に黄色の細花を散房状につけます。オミナエシ特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ガマ

ガマとはガマ科ガマ属の多年草で、池や沼地に生える珽水植物です。夏になるとがくも花弁もない裸花を咲かせます。上部の黄色部は雄の花穂、下の円柱状の緑褐色部は雄の穂花です。ガマの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

キササゲ

キササゲとはノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木です。梅雨の頃、枝先に多くの花をつけます。花は淡黄色で直径2センチ、紫色の斑点があります。秋になると細長いサヤが垂れ下がります。キササゲの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

コウゾリナ

コウゾリナとはキク科コウゾリナ属の中型多年草です。コウゾリナは昔も今も多くの人々に摘まれ食べられています。早春から摘むことができ、灰汁が強くなく、家中誰もが食べられます。コウゾリナの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

タビラコ

タビラコとはキク科タビラコ属の小形越年草です。田平子と書きますが、“田に平べったく生えてかわいい若菜(子)”の意味です。タビラコは春の七草の一つで、若い根生葉は食用です。タビラコ特徴について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

タンポポ

タンポポとはキク科タンポポ属の中形多年草です。タンポポは柔らかい葉を採り、茹でて1日くらいよく水にさらすと食べられます。また、根は薬になるとして、腹薬・風邪薬として煎じて飲みます。タンポポの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

トチバニンジン

トチバニンジンとはウコギ科トチバニンジン属の多年草です。葉は五小葉の複葉でトチの葉に似ており、夏に長い柄を出し、先に球状の散形花序をつけます。花は淡黄緑色の小花です。トチバニンジンの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ノゲシ

ノゲシとはキク科ノゲシ属のやや大型の二年草です。赤紫がかったチリチリと切れ込んだ根生葉はボヤボヤと柔らかく肥えていて、摘んで食べると栄養になります。ノゲシ特徴について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

4.白い夏の野草

イケマ

イケマとはキョウチクトウ科ガガイモ亜属のつる草です。山野の林の縁に生え、心臓型の葉は対生です。花期は夏。葉のわきの長い柄の頂にたくさんの白色小花を散形につけます。イケマの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

エンジュ

エンジュとはマメ科クララ属の落葉高木です。高さは15メートルにも達し、葉は奇数羽状複葉。夏から秋にかけて淡い黄色の房状の花穂をつけます。エンジュの花・枝・皮・種子・膠はみな薬になります。エンジュの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

セリ

セリとはセリ科セリ属の中形多年草です。花は白色で、花序は複散形、二回羽状複葉。最もポピュラーな食用植物です。秋に根株から太いほふくね枝を出し、節の部分から根をおろし、新しい苗を作ります。セリの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ハコベ

ハコベとはナデシコ科ハコベ属の小形の二年草です。花は白で、春の七草の一つです。ハコベは茹でて水にさらしてゴマ和えにしたり、生のものに塩をかけて食べたりと、色々な食べ方があります。ハコベの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ミツバ

ミツバとはセリ科ミツバ属の中形多年草です。花は小さく白色で、香りが強い芳香野菜です。早くは3月の半ばから摘まれますが、4~5月が摘み時期。6月に入ると花が咲いて葉は固くなります。ミツバの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

5.ピンクの夏の野草

アザミ

アザミとは山野に生えるキク科ノアザミ属の多年草です。花は紅紫色の頭花で、茎葉に棘が多いという特徴を持っています。江戸時代、野のアザミは賎民の菜糧(なかて)にされました。アザミの特徴や食べ方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

エゾユズリハ

エゾユズリハとはトウダイグサ科ユズリハ属の常緑低木です。山の林の下や林の縁に生えています。ユズリハは太平洋側に分布する常緑の高木で、エゾユズリハは日本海側に分布する常緑の低木です。エゾユズリハの特徴や効能について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。